Steam Deck のマウス・キーボード対策

Steam Deck のキーボードの出し方と、速く入力するコツ

Steam Deckにはキーがなく、画面に出るキーボードはトラックパッドで1文字ずつ動かして打つしかない。

Steam Deckにはキーがない。入力はすべて画面に描かれるキーボード経由だ。ゲームモードではテキスト欄で A を押すとせり上がり、デスクトップでは Steam を押し続けて X を押す。

出し方がわかると、本当の悩みが始まる。とにかく遅いのだ。トラックパッド上の2つのカーソル、親指1本につき1文字で、ゲーム名ひとつに15秒近くかかる。このガイドでは、キーボードの出し方と使いこなし方に加えて、すでにポケットにあるスマホで入力して、そもそもDeckのキーボードを使わずに済ませる方法を紹介する。

動画チュートリアル

動画でひと通り確認:Deck本体のキーボードと、同じ検索をスマホから入力する場合。

ゲームモードのキーボード

  1. テキスト欄で A を押す

    検索ボックスなどのテキスト欄に移動して A を押す。キーボードが画面の下半分にせり上がり、入力欄はその上に残る。キーボードが自動で出るのはここだけで、欄を選べばそのまま表示される。

    ゲームモードのSteam Deckライブラリ。画面の下半分にオンスクリーンキーボードが開いている
  2. スティックではなくトラックパッドで打つ

    左右のトラックパッドがそれぞれ別のカーソルでキーを指し、トラックパッドを押し込むとその下の文字が入力される。両手の親指で2つのカーソルを動かすわけだ。ショートカットはキー自体に印字されている。X は Backspace、Y は Space、L2 は Shift、L3 は Caps、R2 は Enter で、検索ボックスでは Search と表示される。

    Steam Deckのオンスクリーンキーボード。X が Backspace、L2 が Shift、L3 が Caps、R2 が Search、Y がスペースバーに割り当てられている
  3. ストアでは、先に入力欄までポインターを運ぶ

    ストアのページはウェブページなので、キーボードの前にひと手間ある。Steam を押し続けると右トラックパッドがマウスになる。ポインターを検索ボックスに合わせ、R2 でクリックしてから A でキーボードを呼び出す。

    DeckのSteamストア検索ページ。空の検索ボックスに文字カーソルがあり、キーボードが開いている
  4. 遅いのは覚悟、スティックではスクロールできない

    7文字のゲーム名で約15秒かかる。カメラの前で実際に測った。もうひとつの難点がスクロールで、左スティックはページを転がさず、要素から要素へ飛ぶだけ。長いストアページは、ひたすらジャンプの連続になる。

    DeckのSteamストア検索ボックスに balat と入力された状態。下にオンスクリーンキーボードがあり、2つのカーソルがキー上にある

デスクトップモードのキーボード

  1. 欄をクリックして、Steam + X

    デスクトップではキーボードは自動で出ない。先に入力欄をクリックし、Steam を押し続けながら X を押すと、同じキーボードがKDEの上に現れる。ここでは右トラックパッドがマウス、R2 が左クリック、L2 が右クリックになる。Valveのデスクトップ版FAQにもそう書かれている。

    Steam Deckのデスクトップモード。KDEのアプリケーションランチャーが開き、デスクトップの上にSteamのオンスクリーンキーボードが表示されている
  2. 何も起きないなら、Steamが閉じている

    キーボードはSteamの機能なので、ショートカットで呼び出すにはSteamが起動している必要がある。デスクトップで Steam + X が効かない原因は、たいていこれだ。Steamボタンだけを長押しすると、そのDeckで使えるショートカットの一覧が表示される。

スマホから入力する

  1. スマホをつなぐ

    スマホにはもともと、指で打ち慣れたキーボードがある。Deck Pointer をインストールして開き、Steam Deckの隣の Connect をタップすると、Deckに「Controller Connected」と表示される。SteamOSから見れば、普通のBluetoothキーボード兼マウスだ。初回のペアリングは1分ほどで、手順はセットアップガイドにある。

    Deck Pointerのデバイスシート。Add new deviceと保存済みデバイスが並び、それぞれの隣にConnectボタンがある
  2. スマホで打って、Deckで読む

    Deck側で入力欄をタップし、スマホ自身のキーボードで打てば、文字は普通のキー入力として届く。スマホのクリップボードから貼り付けた内容も同じだ。私たちのサーバーは経由せず、記録も残らない。Deck側のキーボードは閉じたままなので、入力中もページ全体が見える。

    Deck Pointerが接続され、Live typing欄に hello と入力されている。隣にEnterボタンがあるSteam DeckのKDEアプリケーションランチャー。検索欄にスマホから入力した hello が表示されている
  3. Deck本体のボタンもそろっている

    アプリのSteam Deckレイアウトには、Steam、Quick、Menu キー、esc、tab、backspace、enter があり、左右クリックとスクロールレール付きのトラックパッドもある。だからDeckに触れなくても、ストアを開き、検索ボックスをクリックし、名前を打ち、Enterを押し、ウェブページのようにスクロールできる。

    Deck PointerのSteam Deckレイアウト。トラックパッドの上に View、Steam、Quick、Menu、esc、tab、backspace、enter のキーが並んでいる
  4. 結果:インターフェース全体をスマホから

    動画の最後は、ストアでゲームを見つけてページをスクロールし、ニュースを開いて高評価を付けて閉じるところまで、すべてスタンドに立てたDeckをスマホだけで操作している。繰り返してほしいのはこのテストだ。ストアページの小さなボタンが楽に押せるなら、Wi-Fiのパスワードやゲーム名の入力で待たされることはもうない。

    DeckのSteamストア検索ボックスに、スマホから balatro と入力された状態。画面キーボードは出ていないDeckで開いたSteamのニュース投稿。スマホのカーソルで Rate Up ボタンに届いている

みんなが言っていること

よくある質問

Steam Deckでキーボードを出すには?

ゲームモードではテキスト欄を選んで A を押すと、画面の下半分にキーボードが出る。デスクトップでは欄をクリックし、Steam を押し続けながら X を押す。Steam + X はValveがオンスクリーンキーボードのショートカットとして案内している。

Steam + X を押しても何も起きない。なぜ?

キーボードはSteamの機能なので、Steamが起動している必要がある。デスクトップモードでSteamのウィンドウを閉じていると、ショートカットが呼び出す先がない。Steamを起動し直せば使える。

Steam Deckのキーボードのキー操作は?

トラックパッドで2つのカーソルを動かし、トラックパッドを押し込むとその下のキーが入力される。X は Backspace、Y は Space、L2 は Shift、L3 は Caps、R2 は Enter。Steamボタンを長押しすると、システムショートカットの一覧が見られる。

マウスなしでSteam Deckのページをスクロールするには?

ゲームモードの左スティックは、ページをスクロールせず要素間を移動するだけ。Steamを押し続けると右トラックパッドがマウスになる。スマホをつなげば、マウスホイールのように使えるスクロールレールも使える。

Steam DeckでBluetoothキーボードは使える?

使える。設定の Bluetooth から、ほかの機器と同じようにペアリングする。Deck Pointer を入れたスマホも同じ方法でつながり、いつも手元にある。

スマホで打った文字は、どこかに送られる?

送られない。文字はスマホとDeckの直接のリンクを通り、普通のキー入力として届く。私たちのサーバーは経由せず、記録もしない。

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